
こんにちは&こんばんは!
とっとこランサー(@tottokolancer )です。
今日は最近ツイートでもよく触れている転職の悩みについてお話してみようと思います。
私自身18歳のときに高卒で就職し、これまで5社以上の転職を経験しています。そのうえでわかったのは「転職を決断できる人とできない人がいる」ってことです。
もちろん転職=良いというわけではありません。
しかし転職したいといつも言っているにも関わらず、一向に決断できない人が非常に多いのです。
よくあるのが
「辞める辞める詐欺」
になってしまっているケース。
職場で辞める辞めるといつも言っているのに、一向に退職する気配がない。そのような行為は大体どこの企業でも煙たがられてしまうので、可能なかぎり「決断してから伝える」を徹底するのがベターです。
「そうは言っても不安で決断できない…」
今日はこのように感じている人に向けてお話していきたいと思います。
転職をなかなか決断できない方は参考にしてくださいね。
実は、4月は転職エージェントを最大限活用すべき時期です。
なぜなら1年の中でも2-4月が、最も求人数の増える時期だからです。
その背景には、多くの企業の決算が3月という理由があります。ニュースでも有効求人倍率の上昇について報じられていました。
決算は退職を決断する1つの目処でもあり、企業が新事業をスタートさせる時期でもあります。
したがって、他の時期よりも求人が急増するのです。
この時期に転職エージェントを活用することで、より効率よく短時間で高待遇な求人を見つけやすくなりますよ。
また現状忙しい方でも転職エージェントに登録するだけで、一般公開されていない大企業等の「非公開求人」を紹介してもらえるケースもあります。
質の高い求人を豊富に扱っている転職エージェントは下記の3社なので、2つ以上登録して非公開求人を中心に検討するのがおすすめ。
全て無料、登録手続きはスマホで3分以内です。早めに登録しておきましょうね。
【首都圏&関西圏の20~30代向き】
マイナビエージェント
【首都圏の20代後半~30代前半向き】
type転職エージェント
【全国の全年齢向き】
リクルートエージェント
転職に悩む理由
多くの方が転職の決断に悩む理由は、「上手くいく保証がなく、失敗を恐れているから」です。
当たり前ですが、転職が必ず成功するとわかっているのであれば躊躇なんてしないはずです。
成功するかどうかがわからないし、もしかしたら現状よりも悪くなる可能性だってある。
これが「悩みの源泉」だと言っても過言ではないでしょう。
転職に対する不安を
無くすことはできない
結論から言ってしまえば、転職に対する不安を無くすことはできません。
転職の失敗率を下げる対策はできるものの、結局は入社してみないと合うかどうかなんてわからないからです。
したがって、「不安が無くなったら転職する」というのは「いつまでも転職の決断はできません」と言っているのと同じです。
未来がわからない以上、不安を無くすなんて不可能なのです。
ただ、不安だからといって、人間は決断できない動物ではありません。不安で決断できない場合、「悩みを具体的に把握できていないから」という原因が大半です。
転職に悩む人が決断するためにやるべきことは「悩みの具体化」
転職の決断に悩んでいる人がやるべきなのは
「悩みを具体的に考えること」
です。
その具体的な悩みに対して転職という手段が解決策になり得るかどうか。決断に必要な思考はたったこれだけです。
悩みの具体例は下記のとおりです。
- 生活が厳しいので賃金を上げたい
→具体的にいくら上がれば楽になるのか - 今の仕事の将来性に不安がある
→なぜどのような部分に不安があるのか - 労働時間が長い
→どのくらいの休日、労働時間なら良いのか。希望に該当する求人が実際に存在しているか - 職場の人間関係が良好でない
→どのような部分が良好でないのか。パワハラやセクハラがあるのであれば転職で大正解
このように、現状の悩みを書き出してみるとわかりやすいです。
現状の悩みが賃金や労働時間、人間関係にあるのであれば、転職は有効な対策になります。ご自身の悩みが本当に転職で解決可能なのか、一度考えてみましょう。
転職による『失敗』をイメージしてみる
転職が有効な手段だと具体的に考えられたら、次は失敗をイメージしてみましょう。
自分にとっての転職失敗とはどのような状態か、具体的に想像してみると良いと思います。
私の場合、
- 前職よりも著しく賃金が下がる
- 労働時間の増加(休日減、残業増)
- 人間関係の悪化(ブラック上司に当たる等)
- 仕事内容も自分に全く合っていない
の4つが揃った場合に「失敗」だと思いました。
しかしそんな状況に陥る確率って何%でしょうか?
冒頭でも触れたように私は5回の転職歴がありますが、そんな状況に陥ったことは『一度も』ないです。いずれか1つが欠けてしまうのはよくありましたが、全てが揃うなんてことはありません。
つまり多くの場合、あなたが想像しているような最悪の失敗に陥るケースは非常に少ないということです。
万が一失敗してしまったとしても、転職先は無数にあります。そして転職回数に制限はありません。ダメだったらまた転職すれば良いのです。
もちろんそれで不利になる場合もあるかもしれませんが、しっかりとした理由さえ明確に持てていれば、転職回数の不利は意外となんとかなりますよ。
『最悪の失敗をイメージして、そうならないように準備する』
これが転職の決断に重要な考え方です。
転職による失敗を防ぐための
有効な対策
「転職による不安は無くすことができない」とお伝えしたように、転職には必ず不安が伴います。
しかしだからといって、転職による失敗を防ぐ方法も無いのかというと、決してそんなことはありません。
転職の失敗にはいわゆる「ありがちな落とし穴」が沢山ありますが、対策自体はさほど難しくありません。私も伊達に5回も転職してきていないので、経験談も含めて対策をお伝えしますね。
- 複数の転職エージェントを活用する
- 賃金や待遇に不満なら業界を変える
- ブラック企業の共通点を覚えておく
- 「損切り」は可能な限り早く
これらの対策さえキッチリ抑えられていれば、転職による失敗確率はかなり低くなると思います。
それぞれ非常に重要なポイントなので、少し詳しく触れておきますね。
複数の転職エージェントを活用する
転職エージェントとは、無料であなたをサポートしてくれるアドバイザーのようなサービスです。面接や提出書類対策、年収等の交渉までありとあらゆる面でサポートしてくれます。
正直、転職エージェントさえ活用すれば、転職による失敗の多くは回避することができますよ。
理由は簡単です。転職エージェントは企業からお金をもらって運営しているサービスなので、悪質な求人を紹介して利用者に不満を与えれば与えるほど、彼らも儲からない仕組みになっているからです。
つまりあなたと転職エージェントの利害は一致していて、両方が「転職を成功させたい」と思っているわけです。
だからこそ私は、「転職エージェントは絶対使ったほうが良い」と常に伝え続けています。
ただし、「どんな転職エージェントでも良いのか」と言われると決してそうではありません。
転職エージェントにはそれぞれ「得意な年齢層」「対象地域」「得意な職種」があり、ご自身の希望とそれらがミスマッチしてしまうと、転職活動をスムーズに進めることができなくなります。
また多くの転職エージェントは質の良い求人が多い「非公開求人」を有していますが、1社のみの登録だとチャンスを拡大しにくいです。
したがって、ご自身の希望にマッチしている転職エージェントを2社以上登録しておく、というのが最も簡単かつ有効な対策だといえますよ。
私の経験から優秀な転職エージェントをいくつか挙げておきますね。それぞれ特徴が異なるので、簡単にまとめています。
しっかりチェックしてから2社以上登録するのがおすすめですよ。
- 費用は無料
- 多数の求人が「非公開求人」
- 首都圏&関西圏に強い営業網を持つ
- 首都圏&関西圏の20~30代が主対象
- 業界専任のアドバイザーなので知識豊富
- 退職、入社の手続きまでサポート
こちら
から詳細を確認できます。
- 費用は無料
- 20代の転職に特化
- 登録者の85%が社会人3年以内の20代
- 転職経験を持つアドバイザーが担当
- 1人1人に担当のアドバイザーが付く
- 首都圏&関西圏が主な対象
- 書類添削、面接対策もサポート
- 求職者の適正、希望を理解した上で求人を紹介
こちら
から詳細を確認できます。
- 費用は無料
- 全国かつ全年齢が対象
- 転職業界屈指の大手エージェント
- 非公開求人多数
- 転職支援実績41万人以上
- 職務経歴書、履歴書の添削もサポート
- 「面接力向上セミナー」を開催
こちら
から詳細を確認できます。
- 費用は無料
- 全国かつ全年齢が対象
- 転職業界屈指の有名サービス
- 非公開求人も多数
- 大手優良企業を中心に多数の求人
- 専門スタッフによる面接、書類サポート
こちらから詳細を確認できます。
賃金や待遇に不満なら業界を変える
賃金や待遇に不満のある人がやってしまいがちな失敗として、
「同じような企業に転職してしまう」
というケースがあります。
実はこういうケースってめちゃくちゃ多くて、だからといって転職後すぐに辞めるわけにもいかず、心が折れそうになっている友人を何人も見てきました。
そういう人たちに共通しているのが、「同じ業界の企業に転職したこと」なんです。
実は、企業のブラックとかホワイトとかって、業界レベルの影響も非常に大きいです。
例えば飲食業界。経験上、飲食業界はブラック企業が非常に多いです。なので飲食業界から飲食業界に転職する場合、転職先もブラックな可能性を必ず加味しておく必要がありますよ。
対してIT業界はどうでしょうか?IT業界は新しい企業が多く、比較的ホワイトな働き方をしている人も多い印象です。
このように、ブラックな働き方が嫌だったのに同じ業界で転職してしまうと、落とし穴にハマってしまう確率が高くなります。賃金や待遇に不満なのであれば、業界の転向も視野に入れて検討しましょう。
ブラック企業の共通点を覚えておく
初めて転職する人にお伝えしておきたいのが、
「世の中にはブラック企業が多い」
ということ。
だからといって「転職はリスクが高いからやめておけ」と言うつもりはありません。なぜならブラック企業には共通点があるからです。
その共通点さえ覚えておけば、ブラック企業に転職してしまう落とし穴は回避しやすくなりますよ。
共通点はこんな感じです。私のTwitterアカウントでもよく発信しているので、よかったらそちらもチェックしてみてくださいね。
- 頻繁に求人を募集している
- もしくは求人を募集しっぱなし
- 「夢」「仲間」「絆」という言葉が公式サイトで頻出
- 海外社員旅行を全面にPRしている
- 「社員の○%は○代!」など若い人が多いと謳っている
- つまり離職率が高いということ
- 家族経営で役員も全員身内
- 雇用契約書がない
- 朝礼が体育会系
etc…
「損切り」は可能な限り早く
最後のポイントとして、
「損切りは可能な限り早く」
という重要なノウハウをお伝えします。
損切りとは株式用語で、損失を確定させることです。転職失敗による損失をズルズル認められないまま働き続けてしまうと、気付けば年齢面で不利な状況に陥ることもありえるということです。
ここでありがちな風習として、「石の上にも三年だから転職はダメだ」という説がありますよね。
しかしハッキリ言っておきましょう。
劣悪な環境で三年も働けば、身体や心はかなりの確率で壊れてしまいます。だから劣悪な環境なら一刻も早く損切りして抜け出したほうが懸命ですよ。
ここで疑問を持っていただきたいのが、なぜ「3年」なのかという点。
理由は簡単。人間は3年あれば、「嫌な行為も嫌だと感じにくくなる」んですよ。
これがいわゆる慣れというものですが、感じにくくなるだけで身体や心には負担がかかりっぱなしになります。
その結果無自覚に身体や心を壊してしまうのです。
仕事は人生のためにあるもの。つまり手段です。
手段のために身体や心を壊してしまっては本末転倒です。なので、ダメだと思ったら可能なかぎり素早く損切りしてくださいね。
転職先は沢山あるので、わざわざ劣悪な環境に身を置き続ける必要なんて1ミリもないですよ。
転職の決断には
自分との向き合いが必須
ここまで長くお話してきましたが、転職の決断には自分自身との向き合いが必須です。
向き合った結果、転職しないという決断をするのもすごく重要な分岐点になります。続けるのも辞めるのも、全てあなたの決断次第です。
一番良くないのは「ズルズルと決断を先送りにしたままいい年齢になってしまった」という状況なので、続けるにしろ辞めるにしろしっかりと考えて決断してみてくださいね。
陰ながら応援しています。