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「ご尽力いただきまして、ありがとうございました」

「しかし心苦しいことながら、ご納品いただいた原稿は弊社のライティング基準を満たしておりません」

「大変申し訳ございませんが、正式発注はまたの機会とさせていただけますと幸いです」

チーーーーーーーーーーーーン…

はい、どうもとっとこランサーです。

いきなりですが、あなたはテストライティングで落ちたことってありますか?

実は、私自身は1度もありません。

なぜかというと、そもそもテストライティング自体を断ることが多く、過去記事でそのまま正式発注になることが多いからです。

時には、10人いたライターさんのうち、8人をクビにしたクライアントさんもいたのですが、私はその2人に残りました。

でもね、ずっと理解できなかったんですよ。

それは、「テストライティングの基準」についてです。

その基準を何人かのクライアントさんに聞きましたが、

「質の高い記事かどうか」

だと皆さんおっしゃるのです。

私が理解できなかったのは、クライアントさんがおっしゃる「質の高い記事」がどのようなものなのか、という点です。

そして、我慢できない私はクライアントさんに直接聞きました。


「質の高い記事って、具体的にどんな記事のことをいうのでしょうか?」

今日は、テストライティングで重要な「記事の質」についてお話します。

私の見解と経験を存分に含む
ので、専門記事の場合、と解釈してもらえれば幸いです。


テストライティングで落ちるのは「質が低い」から


もう見出しに結論を書いていますが、テストライティングで落ちる原因は、

「採用基準よりも質が低かった」

ということになります。

ケースによっては、

「他の方のほうが、記事品質の面で優れていた」

という場合もあるでしょう。

ここで気になるのは、

「記事の質ってなに?」

という点です。

「質が高い」=「テーマとズレていないか」

あまりダラダラ書くのは好きじゃないので、結論から言いましょう。

「質が高い記事」とは、

「テーマと内容がズレていない記事」

だと捉えてください。

しかしながら、

「イヤイヤ、私ちゃんとテーマ通りに書いてたし!」

という方も中にはいらっしゃると思います。

でも、本当ですか?

もう一度聞きましょう。

本当に、「テーマ」をズラさずに記事を書きましたか?

 

テーマ=記事タイトルではない

テーマとは、「主題」のことを指します。

今日のブログであれば、

「テストライティングで落ちる原因と対策」

がテーマですよね。

多くの方が、この「テーマの捉え方」を誤解しています。

テーマと内容がズレる、ということは、


「記事の目的と着地点がズレている」

ということなのです。

記事の目的であるユーザーの悩みまで考えているか

記事には、それぞれの目的があります。

専門記事であれば、

「ユーザーの悩みを解消する」

という目的があるわけです。

つまり、ユーザーの悩みを具体的かつ的確に解消することのできる記事は、

「質の高い記事」

となるわけです。

ユーザーの悩みは、

・表面的なもの
・心理的なもの

という2つに分けることができます。

例えば、今日のブログであれば、

・テストライティングで落ちた原因を知りたい

という表面的な悩みがあるわけです。

しかしそれだけではなく、

・テストライティングで受かって、ライターとして上手くいきたい

という心理的な悩みがあります。

質の高い記事とは、

「ユーザーが持つ表面的な悩みだけではなく、心理的な悩みをも具体的に解決する記事」

ということなのです。

テストライティングに使える3つの対策

テストライティングに使える対策としては、

1.ユーザーの心理を想定する

2.書いている途中に着地点がブレないよう、目に入る場所にメモしておく

3.自分がユーザーになったつもりで書く

という3つがオススメです。

ある方が

「薄毛のテストライティングは無敵なんだけどな…」

とおっしゃっていましたが、それは当然です。

なぜならば、本人が薄毛なので、

「ユーザー心理と記事テーマにズレがない」

からなんです。

では、それぞれの対策を簡単にご説明します。

対策1.ユーザーの心理を想定する


ハッキリいうと、

ユーザー心理と記事の内容がズレると間違いなくテストライティングで落ちます。

それほど、ユーザー心理を的確に捉えることが重要なんです。

しかし、

「自分以外の心理を想像するのが苦手…」

という方もいるでしょう。

では、どうするか。

簡単です。

実際に悩んでいる人を見つければ良いのです。

私がよくやるのは、

「Yahoo知恵袋で検索する」

という手法です。

Yahoo知恵袋って、いわば「悩みの巣窟」です。誰か知らない人が誰か知らない人の質問に答えていて、

・ユーザーがどんなことに悩むのか

・悩んでいるユーザーはどんな気持ちなのか

・ユーザーはどんな答えを求めているのか

を的確に捉えることができます。

これらの悩みを具体的かつ的確に解消する記事であれば、テストライティングを通過できる可能性が高いです。

対策2.書いている途中に着地点がブレないよう、目に入る場所にメモしておく

記事を書いている途中で、

「あれ?結局何が言いたいんだっけ?」

という迷子状態に陥る方って多いですよね。

特に、長文になればなるほどです。

なので、最初から「着地点」を決めておいて、それを見ながら書くのです。

このブログでは、

「テストライティングに落ちる原因を理解し、具体的に対策できる状態」

がユーザーの着地点なので、そこにアプローチするために文章を書いている、という感じでしょうか。

対策3.自分がユーザーになったつもりで書く

これも重要です。

対策1と少し似ていますが、ちょっと違います。

先述したように、薄毛の人の気持ちは薄毛の人が一番分かっています。

つまり、自分がユーザーになったつもりで書けば、より具体的に心理を想定することができるということです。

このへんは慣れの部分でもあるので、意識しつつ数をこなせば誰でもできるようになります。

テストライティングは「ノーリスク」

テストライティングにはリスクがありません。

なので、テストライティングに落ちてもヘコむ必要もありません。

あなたがそこでヘコんでいる間に、ライバルもこのブログを読んで次のテストライティングを受けているかもしれません。


「意識と数」

これを踏まえて挑戦し続ければ、テストライティングに必ず通ることができます。

逆に、途中でめげれば一生通ることはできません。

あなたは、どちらを望みますか?

※あくまでとっとこ的見解を記載しています。
※経験に基づきます。
※頑張って書いたのでシェアしてもらえると非常に嬉しいです。

<画像提供元>
ぱくたそ

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