「転職したいけど悩んでいる」
って想像以上にしんどい状態ですよね。
私自身もこれまで5回の転職を経験してきたので、その気持ちが痛いほどわかります。
そして近頃、転職に関するご相談メールを沢山の方からいただきます。内容は下記のようなものがほとんどです。
- 辞めたいがどうすべきかわからない
- 転職に悩んでて対処方法を知りたい
- 何か良い転職方法ってありますか?
転職は身近に相談できる相手がいないケースも多く、一人で悩みを抱え込んでしまいがち。
加えて転職の知識は学校で教えてもらえないので、正しい情報を得られないまま失敗してしまう人も非常に多いんです。
そこで当記事では、筆者がこれまでの転職経験で培った「絶対に知っておくべき知識」をお伝えしていきます。
- 多くの人が陥る転職の落とし穴
- 転職する前に抑えておくべき注意点
- 退職までの期間を短くする方法
- 「退職願」と「退職届」の違い
- 「非公開求人」を活用した失敗しにくい転職活動法
- 優良な転職エージェントとその理由
当記事を読んでおくだけで、手痛い転職失敗の多くは避けることができます。
所々で実体験も含めてお話していくので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
実は、5月は転職エージェントを最大限活用すべき時期です。
なぜなら長期連休の前後は、退職者が集中しやすい傾向にあるからです。
つまり普段見かけないような高待遇求人にも出会いやすい時期といえます。
この時期に転職エージェントを活用することで、より効率よく短時間で求人を見つけやすくなりますよ。
また現状忙しい方でも転職エージェントに登録するだけで、一般公開されていない大企業等の「非公開求人」を紹介してもらえるケースもあります。
質の高い求人を豊富に扱っている転職エージェントは下記の3社なので、2つ以上登録して非公開求人を中心に検討するのがおすすめ。
全て無料、登録手続きはスマホで3分以内です。早めに登録しておきましょうね。
【首都圏&関西圏の20~30代向き】
マイナビエージェント
【首都圏の20代後半~30代前半向き】
type転職エージェント
【全国の全年齢向き】
リクルートエージェント
※マイナビのプロモーションを含みます。
転職にありがちな落とし穴と注意点
先に結論からお伝えしておくと、「転職=必ず成功する」というものではありません。
当たり前ですが、転職によって今のお仕事環境よりも良くない状態に陥る可能性も考えられます。
そこで多くの人が「今の仕事を続けても未来ないし…でも、人間関係はみんな良い人達だから…」と、転職できない人にありがちな落とし穴に自ら望んで入っていくわけです。
ハッキリ言って、労働条件と人間関係は混ぜて考えないほうが良いです。なぜかというと、職場の人間関係がいくら良くても仕事の待遇には一切関係ないからです。
もちろん、職場の人間関係は重要です。
しかしご自身の未来より優先度は高いですか?
そんなことはないはずです。
だから、環境や仕事の条件で深く悩んでいるなら、早く転職すべきだと私は思います。
ただし、「いくら転職したほうが良い」とは言っても、無計画に実行するのはリスクがあります。
なぜなら、仕事はあなたの生活の基盤を支えているものだからです。無計画な転職を避けるため、下記の注意点を必ず理解しておいてください。
1.辞めるなら基本次の仕事を見つけてから
2.自己都合で退職する場合失業保険がなかなか出ないので、3ヶ月以上生活できる貯金を確保しておく(私の場合60万円くらいでした)
3.退職すると税金や年金の支払いが一気にくるので、支払いが無理なら市役所で相談する
(分割とか免除とか、事情によって対応してもらえる)
4.残業過多とかセクハラ等会社の環境が劣悪なら、「会社都合退職」がおすすめ
(会社都合退職なら失業保険がすぐに出る)
5.辞めるときは周りに言わず着実に進める
これら5つのポイントは非常に大事なので、脳にメモしておいてくださいね。
特に退職した後は支払いが厳しくなるので、貯金はあればあるほど良いです。
退職までの期間を短くする方法
転職の注意点を読んで退職を決意できたら、会社に退職の意向を伝えましょう。
しかしここでもまた【転職あるある】が。
そうです。会社の規則に、
「退職する際は3ヶ月以上前に上長へ申告すること」とか書いてあるようなパターンですね。
3ヶ月って、1年の4分の1ですよ?そしてハッキリ言っておきます。
このように、会社の規則で退職の申告期限がめちゃくちゃ長く規定されていても、法律上の規定では2週間で退職できるようになっています。
「え、マジ?」
という方はコチラを読んでください。
「電子政府の総合窓口 民法」
(※民法627条1項)
必要な部分だけを引用すると
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。(民法627条)
と記載されています。
要するに法律上は
「期間の定めのない雇用契約(正社員とか)の解約は、2週間以前に通知すれば終了する」
ってことなんですよ。
この場合、法律に則って退職できます。上記文面にもあるように会社の許可は退職の条件に含まれません。
ただしそうはいっても波風が立つので、おすすめは1ヶ月前の通知ですね。
あまりにも急な退職は会社の印象も良くないですし、基本は会社の「就業規則」に記載されている期間を守るのがベターですよ。
「退職願」と「退職届」の違いと選び方
そしてもう1つ【転職あるある】を。
「退職願か、退職届か、どっちがいいの?」
という問題ですね。
それぞれの持つ意味を簡単にまとめてみました。
退職願 | 退職させてもらえませんか? |
退職届 | 記載日に退職いたします。 |
上記を見るとわかるように、退職願はあくまでも「願い」なので、意思表示ではあるけど少し顔色を伺う感じです。対して退職届は、確固たる意思表示になります。
基本は退職願で、「どうしても絶対に辞めたい」と強い意思を持って退職したい場合は退職届、という認識で考えるとわかりやすいですね。
このあたりは労働基準署に聞いてみるのもオススメです。おそらく全く同じ返答があると思います。なぜなら私も聞いたからです(笑)
失敗しにくい転職活動方法
最後に、失敗しにくい転職活動の方法にも触れておきますね。
私が実践していたのは、
・複数の転職エージェントに登録する
・転職サイトに登録する
という2つです。
これらをやっておくことで、求人のお誘いがめちゃくちゃ来ます。なぜなら世の中には人手不足の会社が想像以上に多く存在しているからです。
登録だけしておいて、条件の良さそうな求人にサクサク応募。こうすれば、在職中でも手間を取ることなく転職活動ができます。
個人的には転職エージェントは必ず活用したほうがスムーズに転職しやすいと思います。
なぜかというと転職エージェントの場合、あらかじめ自分の希望条件さえ伝えておけば、向こうから求人を持ってきてくれたりするからです。
ハッキリ言って、ほとんどの転職エージェントは求人サイトにも掲載されないような「非公開求人」を取り扱っているので求人の質も良い傾向があります。
当然ながら企業側も普通の転職サイトより安心して求人を出せるので、年収の高い案件も結構ありますね。
2022年に安心して利用できる転職エージェントとそれぞれの特徴を簡単にまとめてみました。
↓スクロールできます↓
名称 | 対象地域 | 対象年齢 | オンラインでの利用 | 非公開求人 |
マイナビエージェント | 首都圏&関西圏 | 20~30代 | ◎ | ◎ |
type転職エージェント | 1都3県 | 20代後半~30代前半 | △ | ◎ |
リクルートエージェント | 全国 | 全年齢 | ◎ | ◯ |
上記は全て無料で利用できる転職エージェントで、対応力に定評のある媒体を厳選したものです。
ここからはそれぞれの転職エージェントの強みや得意な分野について、詳しくご説明していきましょう。
非公開求人に特化した
マイナビエージェント
首都圏&関西圏に住んでいる20~30代の方なら、マイナビエージェントに登録しておくのがおすすめです。
あなたをサポートしてくれる
マイナビエージェントは、非公開求人を多く取り扱っている点が大きな特徴になっています。
実はマイナビエージェントでしか取り扱っていない独占求人もあるので、転職を希望するなら必ず押さえておきたいところ。
主な求人の取り扱い範囲は首都圏&関西圏で、これらの地域の求人に関しては非常に高い提案力を持っています。
「Panasonic」「サイバーエージェント」「スバル」など、今をときめく有名企業の求人もたくさん公開されているので、チャンスとして見逃せないレベルの転職エージェントといえますね。
転職者には専任のアドバイザーが付き、履歴書や職務経歴書の書き方もアドバイスしてもらえます。特に今はどの業界も人材不足に陥っていますので、想定外の条件で求人をゲットできる可能性も。
マイナビエージェントは簡単な項目の入力だけで登録できるので、手続きも1分程度で終わります。転職を検討中の方は上手く活用しましょう。
関東圏特化型非公開求人は
type転職エージェント
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の4地域に住んでいる20代後半~30代前半の方なら、type転職エージェントにも併せて登録しておくのがおすすめです。
面接対策や非公開求人、独占求人などのサポートが充実している
type転職エージェントも無料で利用可能で、実は取り扱っている求人の多くが非公開の独占求人という求人媒体です。
求人の取り扱い範囲が東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の4地域に限られてはいるものの、これらの地域の求人に関しては非常に高い提案力を持っています。
「楽天」「三菱UFJ銀行」「ニトリ」など、今をときめく有名企業の求人もたくさん公開されているので、ぶっちゃけチャンスとしてはかなり大きいです。
実際にtype転職エージェントで転職した人の多くが年収アップしているという実績もあり、専任のアドバイザーについてもらえるので、履歴書や職務経歴書の書き方もアドバイスしてもらえます。
特に、首都圏の1都3県エリアは規模の大きな企業が集まっているので、良い求人をゲットできる可能性が非常に高いですよ。
履歴書や職務経歴書なしで登録できるので、手続きも1分程度で終わります。
首都圏で転職を検討中の方はtype転職エージェントを活用しましょう。
全国展開の
リクルートエージェント
リクルートエージェントは大手転職エージェントで、業界屈指のエージェント人数を有しているサイトです。
登録は3ステップだけなので、かなり簡単
リクルートエージェントは転職エージェント業界でも有名かつ全国的に多数の求人を確保しています。
わかりやすくいえば、チャンスがめちゃくちゃ多いってことです。もちろん大手求人も取り扱っていて、外資系企業の利用実績も多数。
エージェントもずば抜けたスキルを持つプロフェッショナル集団なので、転職時には強い味方になってくれるはず。
対象地域も全国でかつ全年齢が対象なので、どのような方でも活用しやすい転職エージェントですよ。
また、履歴書・職務経歴書が無くても登録できるので、簡単にサービスを利用できます。
もちろん無料で利用可能なので
「転職を検討している」
という方はリクルートエージェントに登録しておくのがおすすめですよ。
転職は無料サービスの最活用がコツ
転職エージェントも転職サイトも無料で登録できるし、チャンスは多いほうが良いです。
思わぬ出会いに繋がるかもしれませんしね。
転職エージェントを活用することで履歴書や職務経歴書がブラッシュアップされ、面接通過率が向上するケースもよく聞きます。
最初はフィードバックを受け止めるのがしんどいかもしれませんが、転職エージェントはあなたの味方になってくれるはず。
一人で戦わず、プロとタッグを組んで進めるのがおすすめですよ。
ぶっちゃけ仕事はいくらでもある
最後に重要なことを。さっきもお話しましたが、今はどの会社も人手不足です。
なのであなたが思っているより仕事はたくさんあります。
私は別に無理に転職する必要はないと思っていますが、今の環境に身を置いていて幸せじゃないなら、転職したほうがいいと思います。
だって、会社のための人生じゃないですし。
あなたの人生は、あなただけのものです。
だから少しでも幸せになってください。
そして、転職を望む、周りの人たちの希望になってくださいね。
実際にあった私の転職失敗事例も下記に書いてあるので、よろしければ参考にどうぞ。
20代に転職失敗した筆者の本当の経験談を生々しく書いています。超絶ブラック企業での消耗や経営者との闘争などの経験から、20代転職で失敗を避けるための注意点も徹底解説
あと、「転職なんて甘えだ」などと第三者から言われた方向けにはこちらの記事が参考になりますよ。
5回の転職を経験した筆者が「仕事辞めたい気持ちが甘えじゃない理由」を本音で伝えています。仕事辞めたいを甘えとして処理するリスクや、第三者に甘えだと判断されやすいケースなどにも言及。
もし上手くいかないなら、私と同じようにフリーランスという道もあります。
あなたに合った環境で働きましょう。
心から応援しています。
※転職は自己責任でお願いします。
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