おはようございます。眠いです。しかし、昨日の教訓を胸に早起きです。
いやはや、昨日は大変熱い夜でした。そうです。なんの告知も無しに参加した、「ランサーズ関西トップライター座談会」のことです。
全貌は、ランサーズ編集部の豪腕編集者の方が私の1000倍くらい良い記事を書いて下さると思うので、ここでは利用者側から見た座談会の風景をお話します。
全貌は、ランサーズメディア「THE LANCER」にて公開予定です。
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まずは、座談会の開催がなぜ決まったのかという経緯をお話します。先日急遽ランサーズ本社へお伺いした際に、私とランサーズサポート責任者の方で意見交換を行いました。
私は奥歯に物が詰まったような言い方が好きではないし、ランサーズに雇われているわけでもないので、痛烈な意見をたくさん出しました。誤解しないでいただきたいのですが、私は文句を言ったわけではなく、「こういうところがランサーズの課題だ」という視点でたくさん問題提起したんですよ。
すると、HPを削られて瀕死の責任者さんが、
「やっぱり、私たちよりもランサーズを毎日使っている方々に意見をもらったほうが、重大な問題点に気付ける気がします。ランサーさんと交流会やりたいですね」
とおっしゃったんですよ。そこで、私も「それいいですね!」という流れになり、昨日の場が実現しました。
座談会は、
・クラウドソーシングの利点と課題
・ぶっちゃけ、月収いくら?
・5年後、今のような仕事はあるのか?
・フリーランスは孤独か
というテーマでした。このあたりは記事で触れられると思うので、印象に残った内容を後述します。
あ、ちなみに、座談会の参加者は、
1.「クラウドソーシングで月収50万円稼ぐ主婦」 吉見夏実さん
(@NatsumiToshi)
2.「クラウドソーシング兼業で50万円稼ぐパラレルライター」 とっとこランサー
(@Tottokolancer )
3.「2016年3月登録で既にトップライター」 赤枝加菜子さん
4.「イチロー並みのストイックさで活躍するトップライター」 川崎雄斗さん
(@tomo07p15)
※着席順に表記
の4名です。そして、ランサーズ運営側は、
1.「飲み過ぎ注意ね、と周りの社員から注意される取締役」
ランサーズ取締役 根岸さん
2.「バストアップ理論なら任せてください、と豪語する豪腕編集者」
ランサーズメディア Kさん(男性)
3.「2種類のヘアーワックスを操る、カスタマーサポートの要」
ランサーズカスタマーサポート 冨樫さん
の3名です。あ、キャッチフレーズは今思い付きで書いているので、問題があればご連絡お願いします。
一番強く印象に残っているのは、
「うわ~、この人達のランサーズ愛変態レベルだなぁ~」
と運営側に感じたことです。
今回、私が問題として触れたのは、
・ランサーズ案件の支払い確定が遅すぎる。どうなってんの?
・ランサーズ案件のChatWorkがカオスすぎて辞めたくなる
・認定ランサーの返信率がわかりにくい
・評価制度の5段階評価が、指標としてあまり成り立っていない
・月間ランキングで、ライター部門なのにコンペの方ばかりランクインしている
・テストライティングとして無償で書かせるクライアントがいる
・文字単価0.6円で発注された、某ランサーズ案件について
などでしょうか。かなり具体的にお話しました。
ランサーズ運営の方が既にご存知だったことや、全く気づかなかった内容も飛び出していました。
ランサーズ運営の方は本当に申し訳なさそうにしておられました、と添えておきます。
「なにかお気づきの点があれば、いつでもランサーズサポートまでご意見お願いします」とのことでした。
これは、取締役の根岸さんがおっしゃっ
ていたことです。
「トップライターの方がランサーズで活躍することによって、その方々はいずれランサーズ外でも活躍することになります。それは、ランサーズにとってどうなのか、すごく悩みます」
「ランサーズの理念は、『時間と場所に囚われない働き方』です。しかしだからこそ、ランサーズをステップアップに利用して巣立っていくトップライターの方を、ランサーズに縛り付けるのはおかしいですよね。だから、すごく悩むことがあるんです。結局答えが見つからず、いつも寝てしまうんですけどね」
これって、本当にそうですよね。ランサーズ規約上、ランサーズで出会ったクライアントとの直接契約は禁止です。しかし、ランサーズの実績を積むことで、ランサーズ外でお声がかかるようになる。
ランサーにとってはプラスですが、ランサーズにとってはどうなの、って話だと思うんですよ。
正直、私や吉見さんは、ランサーズのお仕事検索やメール機能をほぼ利用していません。したがって、毎月依頼画面しか使ってないんですよ。なので、機能としては仮払い機能のみ。それでも、20%の手数料を負担しています。
ランサーズ外で出会ったクライアントとの取引に、ランサーズを利用するメリットってほとんど無いに近いんです。手数料も、使っている機能に対して高くなってしまいますから。
ランサーズとタスク管理が連動したり、依頼を入れたらカレンダーと勝手に同期してくれたり、そういった「付加価値」が必要なんじゃないのかなと思います。それこそ、私たちがランサーズを使うメリットが生まれるような便利な機能とか。
なかなか難しい問題ですが、根岸さんの熱量ならなんとかしてくれるだろうと思います(投げやり)。
そうそう、ランサーズ代表取締役社長の秋好さんが、座談会後の飲み会に急遽参加してくださいました。
あまり、「社長!」と呼ばれるのがお好きではないようなので、恐縮ながら「秋好さん」と書きます。スケジュールの都合で30分程度の参加でしたが、私が驚いたのは、秋好さんの「ランサーと真剣に向き合う姿勢」でした。
「客なんだから当たり前だろ」と思われる方もいるかと思いますが、秋好さんは本当に「ランサーの話を心から聞きたい」と思ってらっしゃるんですよ。それが、直感でわかるほど真剣な姿勢なんです。
私はツイッター上でいつも騒いでるので、
「ブログもツイートもいつも見ています!いや~話題にしてもらえること自体本当にありがたいです」
と覚えていただいていました。ていうか、ランサーズ社内でこのブログ見てる方多いですよね。もう諦めたので気にせずバシバシ意見しますが。
本当に少しの間でしたが、「秋好さんの熱量が運営陣の熱量に伝染している」とすぐわかりました。
それほどの意志を感じました。
「私が目指す『新しい働き方』は、富士山でいうところのまだ1合目ぐらいしか達成できてないんです」
とおっしゃられていました。それ、富士山じゃなくてエベレストですよ…、と感じましたけども。
書くのに疲れてきたのでそろそろ終わりますが、ライター側もランサーズ側も、みんなランサーズ大好きなんですよ。少なくとも、ランサーズが無ければ今の私はありません。
ランサーズのマーケットは、私からみれば「チャンスの宝庫」です。どんな人でもちゃんと真摯に取り組めば、宝庫にたどり着ける。自由競争ですが、それほど平等な世界だと思います。
だからこそ、ランサーズにはもっともっと発展してほしいし、もっともっと良いサービスになってほしいと思います。そのためには、私たち利用する側もどんどん意見しなければなりません。
私たちにしか見えない問題点があるのです。そこをどうやって改善するかが重要です。
と、そんなことを感じた座談会でした。