お仕事がまだ終わっていませんが、どうしても書きたくなったので書きます。
突然ですが、あなたはwebライターの今後を考えたとき、
「この仕事、いつまで続くのかな…」
と、不安になったりしませんか?
もしくは、
「なんとかなるんじゃないかな」
という感じなのでしょうか。
ハッキリ言うと、2017年はお仕事の様子が大きく変わる年になると私は想定しています。
では、どのような方向に変遷していくのでしょうか。私なりの考えを書きます。
文章作成のAIが革新的に技術を向上させている、という記事を読みました。
「AIが新聞記事を書いてみた 執筆1秒、データ処理に強み」
※掲載元 yahooニュース
正直、文章を仕事としている人は危機感を感じる内容だと思います。しかし残念ながら、おそらく我々が想像している以上の早さで、AIが記事作成の仕事を担うようになると思います。
標的となるのは、だれでも書ける記事を作成しているライターでしょう。
なぜかというと、「人である必要性がない」からです。
人である必要性がない以上、より低いコストで記事を作成できるのであれば、そこに飛びつく企業は多いと思います。
あなたは、「生産者の顔が見える野菜」というものをご存知でしょうか。
オーガニック野菜や産地直送の商品を取り扱うスーパーでは、生産者の顔写真とプロフィールを掲示し、野菜を販売しているケースがあります。
これは、「信頼性の高い野菜だ」と購入者に認識させることによって、購買意欲を高めるためのものです。
これと同じことが、web業界に起こりつつあります。
発端は、おそらくDeNAのWELQ騒動でしょう。
2017年は、
「この記事を書いている人はどのような人か」
「どのような知見があり、見解を述べているのか」
が重視される流れになると思います。
知見のあるライターとは、専門的な資格を所持していたり、専門的な経歴があったりと、「見解に客観的な説得力がある人」のことです。
例えば、現役看護師さんが書く医療分野のアドバイス記事や、現役国家整備士が書く自動車関連記事などは、素人が書く記事よりも客観的な説得力があります。
当然ながら、素人が書く記事と知見者が書く記事の内容が全く同じだったとしても、客観的な信頼度に大きな差が生まれることになります。
つまり、見解に客観的な説得力を持たせられるようなライターは単価が上昇し、ただ詳しいだけのライターは単価が下がると考えられるのです。
少し厳し目の内容となりましたが、これらはあくまで私の想定です。
ですが、何も考えず戦っていけるほどフリーの世界は甘くないとも思っています。だからこそ、重要なのは「付加価値」だと考えます。
私の付加価値は、コミュニケーションの円滑さと、事実に基づいた客観的な考察です。これらを武器にマーケットを獲得しています。
今年の私の戦略は、
「企業が依存してしまうような、唯一の存在になる」
です。
盤石なマーケットを創り、唯一のマーケットを開拓します。
戦いは始まったばかり。
<画像提供元>
・ぱくたそ
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