あるクライアントさんは「ライターを探してます。〇〇ジャンルに強いライターはいらっしゃいませんか?」と言う。
あるライターさんは「案件が受注出来ません。競争に負けてしまいます」と言う。
なんともおかしな話だ。理由は簡単、クライアントさんは人が欲しがる情報を持っているライターを探し、ライターは自分が書ける分野の仕事を血眼になって探す。やっとの思いで見つけた案件も、提案件数が一杯で既にレッドオーシャン。そして、受注できなくなる。
人が欲しがるような情報を誰もが持っているわけではないので、クライアントさんもライターを探し続ける。そして、貴重な時間を浪費する。
今日の時点で、ランサーズに登録しているライター数は19,643人。確か、去年の7月時点では16,428人だった。つまり、半年間で3,215人増えたということだ。1ヶ月あたり平均536人の増加。
この数字だけを見て「ランサーズは飽和している!」と、早とちりしない方がいい。なぜなら、ランサーズの市場自体が拡大しているからだ。当然、市場が大きくなればそれだけ依頼総額も大きくなる。
しかし、全員が全員稼げるわけではない、と私は思う。
だから、レッドオーシャンでもがくよりも、ブルーオーシャンを探す努力をした方がいいと思う。人が苦手な分野を得意分野にすることで、競争率はかなり低くなる。
もちろん、競争に打ち勝つのはマーケットの上で重要なことだと思う。しかし、上には上がいるんだから、能力だけでいつまでも勝負することはできない。「どこで、どのように戦うか」が非常に重要だと思う。
全てに戦略が必要。
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